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空飛ぶパーフの車

  空飛ぶパーフの車 ぼくの車は、ふわふわのしっぽビートで走るんだ。 ときどき道路じゃなくて、空へふわっと浮かびあがる。 そう、ぼくの車は――空飛ぶパーフカー! ある晩、助手席にミアちゃんが乗りこんできた。 しかもホワイトビキニ姿で! 「銀河までドライブに連れてって」なんて言われたら、断れるわけがない。 ぼくはしっぽをトントン鳴らしながら、アクセルをふみこむ。 ビューン!と星の道へ。 前方にはキラキラ光る星雲、後ろには流れ星の尾が伸びていく。 途中でちょっと休憩。 ぼくが用意していたのは――かぼちゃマフィンとココア。 「こんなところでティータイム?」ってミアちゃんが笑った。 その笑い声は、銀河に溶けていって、まるで音楽みたいだった。 食べ終わると、ミアちゃんはぼくをぎゅっと抱きしめてくれた。 「ありがとう、パーフ!」 ぼくのまるい体が、さらにふわふわになった気がした。 やがてドライブは終わり、車はゆっくりと地球へ降りていく。 気がつけば、ベッドの上で目を覚ましていた。 「夢……だったのかな?」 でもね、胸の奥には、まだココアの甘い香りが残ってるんだ。 だからぼくは信じている。 あの銀河ドライブは、本当にあったんだって。 The Flying PUFF Car My car runs on the beat of my fluffy tail. Sometimes, instead of staying on the road, it gently lifts off into the sky. Yes, my car is—the Flying PUFF Car! One night, Mia-chan hopped into the passenger seat. And would you believe it—she was wearing a white bikini! “Take me for a drive to the galaxy,” she said. How could I ever say no? With my tail tapping out a rhythm, I pressed the pedal. Whoosh! Onto the starry road we flew. Ahead...

スマートフォンの中の救い。

 今日、精神的に疲弊してしまうエピソードがあって

ステイシー・ケントの曲を流して

自分のためにお香を焚いて

横になっていました。

人間関係・・

わたし、実はだれも

誰も信じてはいけなかったのかも・・

なのに信じてしまうせいで

自分を追い込んでしまう。

なぜなら彼らは平気で人を傷つける存在だったから

本当は。



音楽を聴いていると

自分の心が荒まずに済むのではないかと思っていました。


ふとkindleで吉本ばななさんの「みとんとふびん」を読みました

こんなに文章って

人を気持ちよくさせてくれるものなのか、というくらい

こころに命を吹き込んでくれました。


よくよく考えると

悲しみにひたることではなく

外の世界を必要としていたんだなって。


自分について考え始めると

底がなくて苦しくなるけれど


宝石みたいな吉本ばななさんの物語は

とても自分の中の暗いものを癒してくれました。


台湾が舞台のひとつのエピソードだけ読みましたが

台湾に行ったこともないのに


熱気とか食べ物のおいしさとか住んでいる人たち

そこの空気感とか

文章を通して経験した気がします。


お母さんを失くした喪失感から

台湾で青年に出会って自分を取り戻していく物語。


物語は人を癒す力があるね



そういえば本を読むことから遠ざかっていました。

いつも握っているスマートフォンの中に


自分さえ望めば救ってくれるものがあったんだと



気が付いた夜でした。


一息ついて夕食を食べたら


おいしいお茶を飲みました。


お茶をゆっくりあじわうことができるくらいなら


そんなにたいしたことではなかったかな。






明日も元気で

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