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空飛ぶパーフの車

  空飛ぶパーフの車 ぼくの車は、ふわふわのしっぽビートで走るんだ。 ときどき道路じゃなくて、空へふわっと浮かびあがる。 そう、ぼくの車は――空飛ぶパーフカー! ある晩、助手席にミアちゃんが乗りこんできた。 しかもホワイトビキニ姿で! 「銀河までドライブに連れてって」なんて言われたら、断れるわけがない。 ぼくはしっぽをトントン鳴らしながら、アクセルをふみこむ。 ビューン!と星の道へ。 前方にはキラキラ光る星雲、後ろには流れ星の尾が伸びていく。 途中でちょっと休憩。 ぼくが用意していたのは――かぼちゃマフィンとココア。 「こんなところでティータイム?」ってミアちゃんが笑った。 その笑い声は、銀河に溶けていって、まるで音楽みたいだった。 食べ終わると、ミアちゃんはぼくをぎゅっと抱きしめてくれた。 「ありがとう、パーフ!」 ぼくのまるい体が、さらにふわふわになった気がした。 やがてドライブは終わり、車はゆっくりと地球へ降りていく。 気がつけば、ベッドの上で目を覚ましていた。 「夢……だったのかな?」 でもね、胸の奥には、まだココアの甘い香りが残ってるんだ。 だからぼくは信じている。 あの銀河ドライブは、本当にあったんだって。 The Flying PUFF Car My car runs on the beat of my fluffy tail. Sometimes, instead of staying on the road, it gently lifts off into the sky. Yes, my car is—the Flying PUFF Car! One night, Mia-chan hopped into the passenger seat. And would you believe it—she was wearing a white bikini! “Take me for a drive to the galaxy,” she said. How could I ever say no? With my tail tapping out a rhythm, I pressed the pedal. Whoosh! Onto the starry road we flew. Ahead...

傷深く本に落ちてく夜。


 チャーハンです。

チャーハン。

玄米のチャーハンです。


納豆も入っています。

生姜、ネギ、卵

麺つゆとマヨネーズで味付け。

最後は塩。


食べるとポジティブになれると思ったの。


ちゃんと作ったものは

体に栄養がいきわたるし、

生姜とネギは体を温めてくれる。

卵はタンパク質。筋肉のもと。

納豆は発酵食だから。


しょっちゅう落ち込むから

せめて食事だけはって思ったお昼。



体がよくなると、前向きになれるって

聞いた。



だけど。



言うこと聞かないよね、体、こころ。


こころの、


古傷が痛む。




あーあーああ。

・・・・


心が痛むことができてよかった。



あまりに痛くて


逃避したくて


今日は昔読んでいた、トルーマンカポーティーの


夜の樹という本を読むことができた。


短編だったので、一編だけ。



でも、素敵な世界だったな。


昔読んだ時と


感じ方が違ったよね。



美しくて繊細な世界のように感じて


私が安心して逃げ込める場所だった。


私に必要な


壊れそうな世界だった。



そういうものに出会えたのだから



痛みも、よかったのかな。


痛いんだけれど。


眠れないかもしれないくらいなんだけれど。





何かがきっかけで


自分の世界が広がって、新しいものに出会えるって


いいよね。






納豆玄米チャーハンで、


体に栄養がいきわたった



おかげ!


としておく。



自分が手を動かしてつくったものに、


無力感を感じたらいけないよね、



そんなささいなことで。




誰にも言えない傷は深い。


静かに病む夜、



書くことができることで救われてる。






明日は元気で




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