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空飛ぶパーフの車

  空飛ぶパーフの車 ぼくの車は、ふわふわのしっぽビートで走るんだ。 ときどき道路じゃなくて、空へふわっと浮かびあがる。 そう、ぼくの車は――空飛ぶパーフカー! ある晩、助手席にミアちゃんが乗りこんできた。 しかもホワイトビキニ姿で! 「銀河までドライブに連れてって」なんて言われたら、断れるわけがない。 ぼくはしっぽをトントン鳴らしながら、アクセルをふみこむ。 ビューン!と星の道へ。 前方にはキラキラ光る星雲、後ろには流れ星の尾が伸びていく。 途中でちょっと休憩。 ぼくが用意していたのは――かぼちゃマフィンとココア。 「こんなところでティータイム?」ってミアちゃんが笑った。 その笑い声は、銀河に溶けていって、まるで音楽みたいだった。 食べ終わると、ミアちゃんはぼくをぎゅっと抱きしめてくれた。 「ありがとう、パーフ!」 ぼくのまるい体が、さらにふわふわになった気がした。 やがてドライブは終わり、車はゆっくりと地球へ降りていく。 気がつけば、ベッドの上で目を覚ましていた。 「夢……だったのかな?」 でもね、胸の奥には、まだココアの甘い香りが残ってるんだ。 だからぼくは信じている。 あの銀河ドライブは、本当にあったんだって。 The Flying PUFF Car My car runs on the beat of my fluffy tail. Sometimes, instead of staying on the road, it gently lifts off into the sky. Yes, my car is—the Flying PUFF Car! One night, Mia-chan hopped into the passenger seat. And would you believe it—she was wearing a white bikini! “Take me for a drive to the galaxy,” she said. How could I ever say no? With my tail tapping out a rhythm, I pressed the pedal. Whoosh! Onto the starry road we flew. Ahead...

林からキッチンへ、そして鈴虫。


 今日は妹たちが帰省してくれています。

森の住人であり自分の部屋という林から

キッチンへ向かって

みんなの晩御飯にお好み焼きを作りました。


みんなが食べてくれるというのはうれしいです。


キッチンで材料を刻んでいるとき、

心が静かになって

無機質な林に比べて

おいしいものを作り出すキッチンは

自分を取り戻せる場所のように感じました。

今日は、、今日だけの、感じ方かもしれませんが


++++++


食事の後、片付けが終わって

部屋で静かに過ごしていたら

鈴虫が泣く声が聞こえてきました。


秋です。

秋。

暑い日が続いて、

夏を楽しむ余裕もなかったけれど


明日も明後日も

まだまだ暑い日が続くに決まっていますが、


それでも


しんと静まった部屋で


秋の気配を感じました。


まだまだこれから暑いけれど


少しずつ季節は変わっていっています。

変わらないものなどないんだと




思うだけで楽になります。

いつか自分の中の暗さや痛みが


人生が深くなっていくとともに

軽くなっていきますように


いつか変わっていってくれるよね

自分の人生も。

痛みも。


明日も元気で

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